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旅行業への憧れという記事を先日upしたのですが、ついでなので国内旅行の実態についても、少し調べてみることにしました。
ざっくりと実態を見ていくには、やはり官公庁が出している統計資料がよいでしょう。
観光庁がいくつかの資料を提供しています。ダジャレではなく・・・です。
観光庁 統計情報
これによると、1回あたりの宿泊旅行では5万円、1回あたりの日帰り旅行では1.5万円程度のお金をかけているようです。これは1人あたりの金額です。
国内旅行市場は宿泊を伴うものが16兆円、日帰りが5兆円ですから、年間の延べ数で言うと、宿泊旅行には3億2千万回、日帰り旅行には3億3千万回出発していることになり、国民1人当たりでは、5万円の宿泊旅行に3回、1.5万円の日帰り旅行に3回でかけている計算になります。
皆さんのご家庭ではいかがでしょうか?
これは家族4人の年間消費額に直すと、80万円強ということです。
別の見方をしてみましょう。
日本国内のホテルの稼働率は平均で60%ほど。ビジネスホテルやシティホテルは70~80%と稼働率が高く、旅館と簡易宿泊所が30%程度と低い。リゾートホテルは平均くらいです。
多くの宿泊旅行客は、遠方のリゾート地や温泉旅館よりも、都市観光やテーマパークを絡めた都市近郊への旅行を好む傾向にあるといえます。都道府県別でみると、首都圏(伊豆のある静岡を含む)と大阪、愛知、福岡、それから北海道と沖縄の宿泊者数が多く、ビジネスの客を除いても、自分の住む町の近くか、遠出するなら北海道か沖縄という構図であることが見て取れます。
私のブログでも、沖縄とディズニーリゾートの記事が多く含まれますが、宿泊対象としては、非常に典型的な例といえそうです。
宿泊者の総数は1か月あたり4000万人泊程度であり、年間では5億泊くらいになります。国民1人あたりでは、年間3~4泊であり、宿泊旅行の回数が3回程度であることを考えると、1泊旅行に3回行く。というのが平均的なパターンであるといえるでしょう。ただし、宿泊旅行の中身として、帰省など旅館を使わない旅が年に1回~2回含まれているとすると、2泊、3泊の旅行もそれなりにあるのかもしれません。
さて、ここまでは国民全体の平均でしたが、我々子育て世代の30代~40代はどうなのでしょうか?数字を見る限り、こんなに旅行にお金をかけていたり、旅行に出かけていたりする印象はありません。
我が家の例でいうと、子供が生まれる前(付き合っていた期間も含め)大人2人の旅行などのレジャーにかける費用は100万円ほどでしたが、子供が生まれてからは家族で75万程度、つまり、子供が生まれることで、1人あたりの旅行費用は50万→20万まで急落しました。
我が家の場合は、旅行が好きなので、かけられる費用は半額以下となっても、そこそこの金額を旅行にかけてきましたが、平均的な家庭では、子供が生まれたとたん、年間10万円以下、ということもあるでしょう。オムツ代、子供服から始まって、保育園、幼稚園、習い事、受験と子供にかかる費用は100万円程度では済みませんから。
この実態を示すデータもあります。子育て世帯に限れば、年間の宿泊旅行は1回1泊程度。
このデータはBenesseのサイトに掲載されているものですが、子育て世帯の現状を、表していると思います。
私のサイトの主旨は、子育ての楽しさを旅行を通じて感じてもらいたい、と言うものですから、対象は、子育て世帯に限られます。0から15歳までの世帯人口がおよそ4000万人だとすると、この世帯の旅行にかける費用を相場の半分の1人10万円としてパイは4兆円。旅行のアドバイスや手配の手数料を2%くらいにおくと、市場は400億円です。これはなかなかにニッチな市場ですね。
付加価値って難しいものです。
やはり、コンサルタント的に子育て世帯を旅行で救うのは、かなりハードルが高いですが、それを知った上でやるのはOKです。継続して(倒産せずに)やれる方法を探していきたいと思います。
ざっくりと実態を見ていくには、やはり官公庁が出している統計資料がよいでしょう。
観光庁がいくつかの資料を提供しています。ダジャレではなく・・・です。
観光庁 統計情報
これによると、1回あたりの宿泊旅行では5万円、1回あたりの日帰り旅行では1.5万円程度のお金をかけているようです。これは1人あたりの金額です。
国内旅行市場は宿泊を伴うものが16兆円、日帰りが5兆円ですから、年間の延べ数で言うと、宿泊旅行には3億2千万回、日帰り旅行には3億3千万回出発していることになり、国民1人当たりでは、5万円の宿泊旅行に3回、1.5万円の日帰り旅行に3回でかけている計算になります。
皆さんのご家庭ではいかがでしょうか?
これは家族4人の年間消費額に直すと、80万円強ということです。
別の見方をしてみましょう。
日本国内のホテルの稼働率は平均で60%ほど。ビジネスホテルやシティホテルは70~80%と稼働率が高く、旅館と簡易宿泊所が30%程度と低い。リゾートホテルは平均くらいです。
多くの宿泊旅行客は、遠方のリゾート地や温泉旅館よりも、都市観光やテーマパークを絡めた都市近郊への旅行を好む傾向にあるといえます。都道府県別でみると、首都圏(伊豆のある静岡を含む)と大阪、愛知、福岡、それから北海道と沖縄の宿泊者数が多く、ビジネスの客を除いても、自分の住む町の近くか、遠出するなら北海道か沖縄という構図であることが見て取れます。
私のブログでも、沖縄とディズニーリゾートの記事が多く含まれますが、宿泊対象としては、非常に典型的な例といえそうです。
宿泊者の総数は1か月あたり4000万人泊程度であり、年間では5億泊くらいになります。国民1人あたりでは、年間3~4泊であり、宿泊旅行の回数が3回程度であることを考えると、1泊旅行に3回行く。というのが平均的なパターンであるといえるでしょう。ただし、宿泊旅行の中身として、帰省など旅館を使わない旅が年に1回~2回含まれているとすると、2泊、3泊の旅行もそれなりにあるのかもしれません。
さて、ここまでは国民全体の平均でしたが、我々子育て世代の30代~40代はどうなのでしょうか?数字を見る限り、こんなに旅行にお金をかけていたり、旅行に出かけていたりする印象はありません。
我が家の例でいうと、子供が生まれる前(付き合っていた期間も含め)大人2人の旅行などのレジャーにかける費用は100万円ほどでしたが、子供が生まれてからは家族で75万程度、つまり、子供が生まれることで、1人あたりの旅行費用は50万→20万まで急落しました。
我が家の場合は、旅行が好きなので、かけられる費用は半額以下となっても、そこそこの金額を旅行にかけてきましたが、平均的な家庭では、子供が生まれたとたん、年間10万円以下、ということもあるでしょう。オムツ代、子供服から始まって、保育園、幼稚園、習い事、受験と子供にかかる費用は100万円程度では済みませんから。
この実態を示すデータもあります。子育て世帯に限れば、年間の宿泊旅行は1回1泊程度。
このデータはBenesseのサイトに掲載されているものですが、子育て世帯の現状を、表していると思います。
私のサイトの主旨は、子育ての楽しさを旅行を通じて感じてもらいたい、と言うものですから、対象は、子育て世帯に限られます。0から15歳までの世帯人口がおよそ4000万人だとすると、この世帯の旅行にかける費用を相場の半分の1人10万円としてパイは4兆円。旅行のアドバイスや手配の手数料を2%くらいにおくと、市場は400億円です。これはなかなかにニッチな市場ですね。
付加価値って難しいものです。
やはり、コンサルタント的に子育て世帯を旅行で救うのは、かなりハードルが高いですが、それを知った上でやるのはOKです。継続して(倒産せずに)やれる方法を探していきたいと思います。
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