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ご無沙汰です。

2019年のGWは史上かつてない10連休ということで盛り上がっていましたが、今日は最終日です。国内組の方は家でのんびり、海外組の方は慌ただしく帰国、というそういう一日ではないでしょうか。

私の勤務先は、例年GWは10連休なので、違いといえば、子供たちがずっと休みだということくらいですね。


さて、GWの旅行を振り返る前に、これから夏休みの旅行を考えるにあたり、宿泊予約サイトの話をしたいと思います。
予約サイトには、3つの種類があります。
1.比較サイト
複数の旅行会社のプランを比較できるサイト。具体的にはトラベルコとトリバゴ。
2.旅行会社のサイト
交通機関とのセットや季節ごとのお得プランを商品として持っている旅行会社のサイト。ツアーと個人手配の記事でも紹介したようにツアーを提供する会社。
3.ホテルの直営サイト
文字通り目当てのホテルのサイト。旅行会社で取り扱っていない部屋やプランが提供されることもある。

今回は、1の話。


さて、トリバゴがTVCM等で知名度を得始めたのは、2016年から2017年ごろ。当時はトリバゴが日本向けのサイトを網羅できていなかったり、更新頻度が少なかったりで酷評されることもありました。例えばこちらの日経トレンディの記事とか、ですね。
そんな話も今は昔。トリバゴもすっかり使えるサイトに生まれ変わっています。最近では2019年の2月に掲載された新R25の記事が非常に詳しいです。トリバゴの面白いところは、提携しているホテルが結構多数あって、直営サイトからの予約が安い場合、そちらを提案してくれるところです。このブログでも何度も紹介していますが、直営サイトは意外に使えるのです。


そんなわけで、今日この時点におけるお盆真っただ中の沖縄ホテル検索をやってみたいと思います。やはり具体例が一番です。とはいえ、無作為にやるとドミトリーとか、ダブルベッド1つに3人とか出てきてしまうので、絞り込みを入れてみます。
想定:8月12日~16日(3泊)大人2人子供2人
ホテルの要件:★★★以上または、プール付き

結果:
トラベルコの最安は本部グリーンパークホテルで44064円。
トリバゴの最安はAn庵ゲストInnで36000円。
共通するホテルでは、ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城で、トラベルコが108000円、トリバゴが109348円で1348円差でした。

沖縄県のような広い範囲で検索すると、引っかかるホテル群が全然違うので、両方を調べることでホテル選択の幅が広がりそうです。それにしても、まだまだ今からの予約で、お盆の真っただ中に家族4人1泊1万ちょいで泊まれるホテルがあるんですね。夏休みバトルはまだまだこれからです。

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旅行業への憧れという記事を先日upしたのですが、ついでなので国内旅行の実態についても、少し調べてみることにしました。


ざっくりと実態を見ていくには、やはり官公庁が出している統計資料がよいでしょう。
観光庁がいくつかの資料を提供しています。ダジャレではなく・・・です。

観光庁 統計情報



これによると、1回あたりの宿泊旅行では5万円、1回あたりの日帰り旅行では1.5万円程度のお金をかけているようです。これは1人あたりの金額です。
国内旅行市場は宿泊を伴うものが16兆円、日帰りが5兆円ですから、年間の延べ数で言うと、宿泊旅行には3億2千万回、日帰り旅行には3億3千万回出発していることになり、国民1人当たりでは、5万円の宿泊旅行に3回、1.5万円の日帰り旅行に3回でかけている計算になります。
皆さんのご家庭ではいかがでしょうか?


これは家族4人の年間消費額に直すと、80万円強ということです。


別の見方をしてみましょう。
日本国内のホテルの稼働率は平均で60%ほど。ビジネスホテルやシティホテルは70~80%と稼働率が高く、旅館と簡易宿泊所が30%程度と低い。リゾートホテルは平均くらいです。
多くの宿泊旅行客は、遠方のリゾート地や温泉旅館よりも、都市観光やテーマパークを絡めた都市近郊への旅行を好む傾向にあるといえます。都道府県別でみると、首都圏(伊豆のある静岡を含む)と大阪、愛知、福岡、それから北海道と沖縄の宿泊者数が多く、ビジネスの客を除いても、自分の住む町の近くか、遠出するなら北海道か沖縄という構図であることが見て取れます。
私のブログでも、沖縄とディズニーリゾートの記事が多く含まれますが、宿泊対象としては、非常に典型的な例といえそうです。

宿泊者の総数は1か月あたり4000万人泊程度であり、年間では5億泊くらいになります。国民1人あたりでは、年間3~4泊であり、宿泊旅行の回数が3回程度であることを考えると、1泊旅行に3回行く。というのが平均的なパターンであるといえるでしょう。ただし、宿泊旅行の中身として、帰省など旅館を使わない旅が年に1回~2回含まれているとすると、2泊、3泊の旅行もそれなりにあるのかもしれません。


さて、ここまでは国民全体の平均でしたが、我々子育て世代の30代~40代はどうなのでしょうか?数字を見る限り、こんなに旅行にお金をかけていたり、旅行に出かけていたりする印象はありません。


我が家の例でいうと、子供が生まれる前(付き合っていた期間も含め)大人2人の旅行などのレジャーにかける費用は100万円ほどでしたが、子供が生まれてからは家族で75万程度、つまり、子供が生まれることで、1人あたりの旅行費用は50万→20万まで急落しました。
我が家の場合は、旅行が好きなので、かけられる費用は半額以下となっても、そこそこの金額を旅行にかけてきましたが、平均的な家庭では、子供が生まれたとたん、年間10万円以下、ということもあるでしょう。オムツ代、子供服から始まって、保育園、幼稚園、習い事、受験と子供にかかる費用は100万円程度では済みませんから。


この実態を示すデータもあります。子育て世帯に限れば、年間の宿泊旅行は1回1泊程度。
このデータはBenesseのサイトに掲載されているものですが、子育て世帯の現状を、表していると思います。


私のサイトの主旨は、子育ての楽しさを旅行を通じて感じてもらいたい、と言うものですから、対象は、子育て世帯に限られます。0から15歳までの世帯人口がおよそ4000万人だとすると、この世帯の旅行にかける費用を相場の半分の1人10万円としてパイは4兆円。旅行のアドバイスや手配の手数料を2%くらいにおくと、市場は400億円です。これはなかなかにニッチな市場ですね。
付加価値って難しいものです。


やはり、コンサルタント的に子育て世帯を旅行で救うのは、かなりハードルが高いですが、それを知った上でやるのはOKです。継続して(倒産せずに)やれる方法を探していきたいと思います。





本稿では、いつもの旅行手配の実情やかかった費用といった、生々しい話ではなくて、最近思っていることを記してみたいと思います。




実は、旅行業への憧れみたいなものがある。
若いころは、ツアーガイドや添乗員という職業選択が頭をよぎったこともある。
しかし、結局旅行業界とは縁がないまま、大学では工学を学び、メーカーで技術開発を生業とする道を選んだ。


家族を旅に連れ出すにあたり、予算に限らず、行き先のバリエーションや現地での楽しみ方など、いろいろ考えながらやってきた。特に、嫁さんは日本の田舎を知らない人だったので、出会ってからはずいぶんと自然と四季を感じる旅にでかけた。1997年に嫁さんになる人と知り合って、今年で20年。11年前には子供ができたので、9年間は2人で、11年間は家族で旅行をした。横浜にも自然は多いが、やはり普段の生活環境はアスファルトで覆われているので、子供たちにも、日本の美しい四季の風景を見せてきた。


ところが最近、目的と手段が入れ替わりつつある。
旅行の手配や計画の工夫は、あくまで家族が楽しみ、自然を知るための手段でありツールであった。はずなのだが、手配そのものが楽しくて仕方がない。ここしばらくは、旅行の計画を立てること、安く遠くへ行く、見たこともないものを見る、初めての体験をする、そういった希少価値の探求が目的化されつつある自分がいる。
一度行って満足度の高かったホテル、美しかったあの場所、そこにもう一度行きたい、2度3度行きたい、という要求が家族にはあるのだが、個人的には完成された旅行プランのトレースは少々つまらない。


たとえ近くても、安くても。
たとえ1日しかなくても。
1生に1度きりの体験をしてもらいたいと思う。それが旅だから。

それを思うようになった時。
家族以外の人の旅行プランを考えたくなった。


旅行プランの立案は、旅人の嗜好や背景を知れば知るほど、複雑で難しくなる。要求値も高まるが、選択肢はそれ以上に多いからだ。本当に満足の行く旅をセッティングするのには、多くの労力がかかる。
一方で、自分が楽しむのにつかる直接経費以外の支出を、許容できる人はとても少ない。

それは、この理想が仕事としては成り立ちにくいことを示している。


旅行会社は、個人が比較的簡単にそこそこの価格で楽しめる旅行を大量に提案し、巧みに手数料を霞めとることで、ビジネスを成立させている。実際のところ、代理店手数料は15%くらいある(20万円の旅行なら3万円くらい)というのが実感だ。


その手数料で、より個人の実情に適った、人生で1度きりの旅を実現するために、私になにができるだろうか。継続性がなければ、ビジネスではない。この思いがビジネスとして実現する日はくるのだろうか。

まだまだ考える日々がつづく。






家族旅行の費用を綴るブログ


今回は、パッケージ商品、いわゆるツアーについて話したいと思います。

 このブログでも、たまに個別手配とツアーはどちらが安いか比較することがありますが、飛行機や新幹線をつかった旅行では、やはりどちらが安くなるか気になるところです。
1円でも安くと思っている人もいれば、そんなに変わらないならツアーのほうが楽だと考える人もいるでしょう。

 差額が小さいのであれば、私もツアーを選びますし、他の方にもツアーをお勧めすると思います。
 ツアーの利点は、手配をやってもらえるから楽、という点が注目されがちですが、実は旅行中のトラブル対応のほうが重要なのです。
 例えば、ホテル側の手違いによるダブルブッキングに対応して、即日別のホテルを押さえるとか、悪天候で飛行機が飛ばなかった時の対応などがそれに当たります。海外では窃盗や紛失の緊急対応などもしてもらえます。つまり、ツアーとは単にまとめて予約するということではなくて、出発から帰着まで、予定通りに行って帰ってきてもらうことを商品としているわけです。この点が、個別手配との大きな違いです。


 とはいえ、国内ではそんなにトラブルがあるとも思えないので、ツアーの保障部分にそれほど大きな金額をかけることは、合理的ではないと思います。個人的には旅行代金の2-3%がせいぜいではないかと思っています。(20万円の旅行に対し5000円くらい)



個別手配とツアーの根本的な違いが分かったところで、旅行にかかる代金という側面から、具体的な比較のために何を見るべきかと、大まかな傾向について書きたいと思います。

★ツアーを個別手配と比較する際に確認する点
・食事の付帯
・ホテルの部屋のグレード
・(航空便の場合)出発時刻による価格変動


 食事については、例えば2連泊だとランチ1回、3連泊だとランチとディナー各1回、というように連泊の際に付帯するケースが多いですね。もちろん、旅館のような形態では、食事つきがデフォルトになるわけで、ホテルとは状況が少し違います。食事代は旅行中どうしても必要な経費ですし、ホテルで食事をとることができると、無駄な移動を省くこともできますので、結構ありがたいものです。
 ただ、ホテル以外で少し安く済ませようと思っている方にとっては、無駄なオプションということも言えると思います。
 その際確認しておきたいのは、このオプションがツアー独自のものではなく、そのホテルの基本プランに付帯したものではないか、という点です。もし、ホテルの基本プランに付帯したものであれば、直接ホテルの予約サイトから予約して(つまりバラバラで取っても)この食事オプションはもらえるわけですから、ツアーの利点としてはカウントできません。


 ホテルの部屋のグレードは、オーシャンビュー、パークビュー、マウンテンビュー、上層階、下層階など景観を訴えるもののほか、部屋の面積が広い、キャラクターなどのテーマがある、VIPフロアにある、などなど様々な選択肢があるものですが、ツアーの場合はすべての部屋を自由に選べるわけではなく、指定されたいくつかのグレードしか選べないケースが多いです。

 例えば、スタンダードツイン(22平米)とスーペリアツイン(28平米)が用意されているホテルで、ツアーではスーペリアしか準備がないという場合は、よくあります。このとき、スーペリアの部屋同士で比較すればツアーのほうが安いけれど、個別に手配したらスタンダードの部屋が選べるので旅行の総額は安くなる、ということは普通にあり得ます。セットで安くなる点ばかりに目が行ってしまうと、選択肢を狭めてしまうのことにもなりますので、注意が必要な事例です。


 最後は航空便の時間指定に関する注意。
 ツアーで大きな割引が期待できる理由は、この交通機関の割引が大きいことによるものです。そのため多くのツアーでは、比較的空席の多い時間帯が基本のプランとなっており、午前中出発便や夕方の帰着便は追加料金が必要となります。航空便の時間指定による追加料金は、大人子供の区別もないので、たとえば行き帰り2000円/1人追加で、家族4人だとすると、2000円×4人×往復=16000円の追加、3000円なら24000円追加と破壊力は抜群です。格安航空券でなく、航空会社の早割などの航空券であれば、出発時間の違いによる値段の違いはほとんどありませんので、人気の時間帯を利用する場合、ツアーは大変不利になってしまいます。


ツアーに求めるものは、催行保証とチケット手配の利便性
航空便の時間が重要な場合は、個別手配が有利

家族旅行の費用を綴るブログ

ここ1か月ほど、どこにも出かけていない・・・
 レジャー的なことをやってないわけではないのですが、子供の運動会や近所でバーベキューをやったりと、少しお出かけから遠ざかった日々を送っていました。
そんなわけで、更新もほんと久しぶりですね。

・・・すみません、ただのいいわけです。

さて、前回は旅行の日程をどのように決めるかという話をしました。
次のステップはホテルの選定です。
このブログでも、ディズニー周辺とか、沖縄とか、個人的に比較検討したことがある地域・時期に関しては記事にしてまいりました。こういった格安ホテルですが、一体どうやって探すのか、というのが本日のお題。

本当のスタートは、そうですね。まずは地図を眺めるところからです。
ガイドブックなどがあるとさらに助けになります。

例えばディズニー周辺なら、まずはTDR内。舞浜駅周辺でもいいし、旅行サイトによっては東京ディズニーリゾートのカテゴリが設けられていたりします。次にパートナーホテルのある新浦安。葛西駅周辺。京葉線沿い。というように少しずつ枠を広げていくわけです。当然、千葉側東京側両方に広げなくてはいけません。

ところが、一般的な旅行検索サイト、たとえばじゃらんとかだと、宿泊地は地域ごととなります。千葉と浦安と江戸川と台場を同時に一覧で表示することはできず、1つ1つ見ていかなくてはいけない仕組みになっています。なので、自分の目的に見合った宿泊場所がどのような位置に分散しているかをきちんと把握する。これが第一歩になります。


宿泊場所を決めるポイントはいくつかありますが、やはり一番は交通の便。
目的地に程よく近いかどうか、高速道路や空港からのアクセスはどのくらいか、が第一で、次に周囲に食事をする場所が十分に確保されているかというのが第二だと思っています。食事は旅の楽しみの1つでもあり、それなりに大きなホテルであれば、当然レストランもついているのですが、ホテルのレストランは必ずしもコストパフォーマンスが良いとは限りません。(もちろん、食事を目的に宿泊するホテルというのもありますが)特に子供がいる場合は、近隣にファミレス、コンビニ、居酒屋などのラインナップが揃っていると相当安心感があります。


宿泊するだいたいの場所を決める。→検索をかける。→価格順にソート。→目ぼしいホテルの駅や繁華街との位置関係を確認する。→選定。

まぁ、こんな感じです。
比較的選択肢が多い場所でも、1-2時間もあればホテルリストが完成します。

ところで、検索する際の注意ですが、ポイントはとりあえず日程を入れてみることです。「日程未定」だと、行きたい日とは全然違う日のバーゲン価格が出てきてしまうので、注意が必要です。


格安ホテル探しは場所選定が重要。
目的地にミートする場所をくまなく検索しよう。